質問コーナー:トロントの治安・銃撃事件

こんにちは!

今回もいただいている質問にお答えしますね。

 

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まず、「銃撃事件が起きた際にトロントに僕も居合わせたか」ということに対する回答ですが、「はい、いました!」となります。

 

確かに怖いですよね。不安になるのはわかります。

トロントは去年は前年比で発砲件数は増えたみたいですね。僕が覚えているだけでも僕の4年間のトロント生活の中で、4件ありました。うち3件はその当時暮らしていた部屋のすぐ近くで起きました。ショックだったし、驚きました。

トロントは年に200から400くらいの発砲事件があるようです。ほとんどがおそらく個人間のもので、いわゆる乱射事件というのはそのうちのごく一部ではないかと思いますが。

実際に「トロント 銃 発砲 件数 2018」などで調べると多少出て来ますが、英語で"Toronto gunshots 2018"などで調べるとより参考になるかと思います。

対策としては、治安の比較的よくない方の地域になるべく行かない。行ったとしてもなるべく長居しない(特に夜中)。ガラの悪い人と付き合わない。それから、当然ですが、ギャングやマフィアはトロントにもいます(そういう人が全くいない国はおそらく存在しないですよね)

トロントには世界中から様々な人が集まって来ますから、マフィアのバックグラウンドも、中国やイタリアなど様々だと思います。彼らは日本のヤクザの人たちとちょっと違って、素性を隠していることが多いです(わざわざ自分からマフィアだと名乗らない)

ですので、危なそうな場所に行かない、危なそうな人と関わらない、深入りしない、というのが大切になるかと思います。

僕は今まで一人で夜中もほっつき歩いたりしていました。トロントでは夜更かしする人が多いです。(特にミュージシャンは夜更かしします。ライブが終わるのが午前1時とかっていうのもザラです。日本とは違いますね。)

その限られた自分自身の経験で言えば、トロントは治安は全体としてはとてもいいと思います。親切な人が多いですし、僕自身はすごく危険な場面に遭遇したことは今の所ありません。

僕がたまたま運が良かっただけかもしれませんが、人口が200万人以上いる都市で発砲事件の年間の数が200〜400をどう捉えるかだと思います。日本基準で考えると明らかに多いです。でもアメリカよりはマシだと思います。

 

慣れ親しんだ地を離れて言語も文化も人も違うなれない土地で暮らすのは、どうしても多少は不安がつきものだと思います。でもせっかく海外で暮らしたいという気持ちがあるのであれば、最初から永住・一生そこで過ごすと決めずに、まず数ヶ月〜1年住んでみようかな、くらいで暮らしてみるのもいいかもしれません。

犯罪のない国・地域は存在しませんから、どこに住もうとも何かしらのリスクはある程度あります。

決めるのは質問者さんご自身ですから、僕にはそれくらいしか言えませんが、あまり考えすぎず、でも最低限の下調べと用心をした上で、

「自分の人生の舵をとるのは自分だ」

「自分の人生は自分のもの」

「自分の人生の決断は自分でする。責任も自分で負う。それが自由ということだ」

と考えて、しばらく調べながら期限つきで悩み、決断するというのがいいかもしれませんね。

 

お待たせしてすみません。

少しでも参考になれば幸いです。