質問コーナー:仕事の時間って大事?

こんにちは。

今回はツイッターから質問箱(https://peing.net/ja/yuskes)に寄せられた(と思う)こちらの質問にお答えしたいと思います。

 

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質問いただいてありがとうございます。お待たせしてしまいまして、すみません。

現在ちょっと色々ゴタゴタしてる上に、内容をあれこれ思案していたら、時間かかってしまいました。

 

まず一言で結論的なことをいうと、「はい、大事だと思います」ということになります。

でもその一言で終わっちゃうと、ここでこうしてわざわざブログ記事を書いて、人さまに読んでいただこうとするにはあまりにオソマツですから、もう少し掘り下げて、僕なりの考えをシェアさせてください。

 

まず、すでに多くの人たちがおっしゃっていると思いますが、仕事の時間というのは、現時点までで、ほとんどの人にとって、生活の時間のうちのかなりの部分を占めますよね。 週5日9時〜5時というおそらく先進諸国でもっとも一般的であろう労働形態で、一日8時間。その時点で1日の3分の1。通勤時間や残業時間、勤務開始時間より早めに職場に到着する時間なども計算に入れると、もっと大きな割合になりますよね。

これだけのウェイトをしめる仕事の時間が仮に大事でないとすると、自分の1日のうち3分の1以上は大切な時間じゃない、ムダになっている、と言ってしまうこともできてしまいますよね。ですから「大事」と捉えて、できるだけ有意義にするように意識していく方が、人生にとって良いんじゃないかなあ、と思っています。

 

とはいえ、例えば、職場がブラックだったり、様々な事情が人それぞれあったりしますよね。ですので、もう少し掘り下げて考えてみて、少しでも質問者さんが人生をもっと楽で幸せにするのに役立つように試みてみたいと思います。

 

1)職場がブラックだ

 ・サービス残業当たり前

 ・人間関係があまり良くない(同僚・上司にひどい人が多い)

 ・給与が労働内容に対して低い  ,etc.

こう言った理由で、仕事場にいるのが苦痛だという場合、一刻も早くその環境を変えられる方向に動いていくほうがいいと思います。上司や会社の方針、あるいは同僚など、周りの人が変わることは期待できないし、期待してはいけませんから、1日でも早くその場を離れられるように努力することが肝要になります。

ただし、僕たち人間は非常にわがままで、自分勝手な生き物です。
とかく自分のことを棚上げしますし、思い込みも強いので、

「自分が正しく、他が間違っている」
「自分以外はみんな悪い」

という考えにも陥りやすいです。

 ですので、

「自分に言い訳をしていないか」
「自分を棚上げしてないか」

ということに気を配りながら、自分を少しずつ改善していき、その上で「その環境にずっと身を置いていると、生きる力・エネルギー・活力が奪われてしまう」と感じるなら、その環境は離れるべきと考えるといいと僕は思っています。

自分を変えずに、グチや文句・不平不満・泣き言をずっと言っていると、仮に環境を変えても同じレベルの問題にぶち当たり続けて、一生同じような問題に悩まされ、周りのせいにして文句を言い続けなければいけない人生になってしまいますから(経験者は語る・・・)

この場合はとにかく自分を鍛えて、悪い環境から教訓を得て、次のステップに進むための努力に時間やエネルギーを可能な限り注ぎ込むこと。そのために、生活を成り立たせるために、良くない環境でも最低限の働きはすること。自分を犠牲にはしないけど、限られた時間やエネルギーの中でできるだけのことを職場に対してすること、を心がけると、不思議とその環境や上司の見る目なんかも変わってきたりします。

 

2)環境は悪くない。職場はヒドくない。同僚・上司も悪人じゃない。

 でも何か物足りない。

こういう場合、自分自身はもっと上の段階にステップアップしたいと思っているのだと思います。特に境遇に不満はない。むしろいい環境だ。と思えることは素晴らしいと思います。でも、なんだかどこか違和感というか、物足りなさのようなものを感じる。焦燥感などもある。こう言った場合、周囲に感謝の気持ちを保ちつつ、より上の段階に行けるように、環境を徐々に変えていく、新しい環境をだんだん整えていく、段階的に次の場所に移行する、ということをしていくといいのではないかと思います。

それまでの人間関係を完全に切り捨てる必要はないと思います。場合によっては完全にお別れしないといけない人間関係も一部あるかもしれません。

でも例えば、会社をやめて独立してフリーランスとして再出発するとか、自分の会社を立ち上げる、ということになった場合は、その古巣の職場と業務上提携していい関係でいられる可能性だって大いにあると思います。

こういう環境の場合はその現時点での仕事の時間も大切にしつつ、より自分の求める人生のスタイルに近づいていくことを心がけるといいのでは、と思います。

僕自身は今これに近い境遇にいるのかな、と思っています。

(今は、会社員ではありませんが、勤務先があります。自分の未熟さ故に不満を抱くこともありますが・・・)

 

自分のやりたいことに邁進できている場合は、仕事の時間が大切か、という疑問はおそらく抱かないと思うので、おそらく質問者さんは、現状に何か不満や疑問があるのではないかと思います。

その不満の原因を自分の外と中の両方を分析していくと、解決策が見えてくるのではないかと思います。

・仕事をせずにいきていられる境遇にあって、仕事をしないでいきていくことが幸せに感じられる人

も中にはいると思います。そういうタイプの人たちにとっては、仕事の時間は大事ではない、ということになると思います。


・仕事が大好き

な人にとっては、仕事の時間は当然大切、というか、必要で、いつも仕事のことを考えている、という感じになる人が非常に多いかと思います。

・仕事が大好きではないけど、仕事をする必要がある

境遇にある人がおそらく大半ではないかと思いますが、質問者さんもおそらくこのうちの1人ではないでしょうか。
そうであるなら、もちろん自分の考え方・感じ方・気持ち一つ次第、ということになると思いますが、大事にした方が、人生をより充実したものにできるのではないかと僕は思っています。

一生懸命建設的・生産的・前向きな方向でがんばって、少しでも、小さくてもいい結果が出てくると、顧客や同僚に喜んでもらえると、どんな仕事でも楽しくなると思います。

・あまりにも自分に向いてないことをずっと続ける

・職場の人間関係・空気がよろしくない

・上司・同僚・顧客に責め立てられ続ける

・自分を完全に犠牲にしないといけない

こういった条件下では苦しいですが、そこまででなければ、どんな仕事でも楽しくすることはできると思います。そして、僕たち人間はワガママで自分勝手な生き物ですから、勝手に過度な期待もしてしまうし、自分を棚上げして不平不満を言ったりすることも多いです。(僕はそれで勝手に自分を苦しめましたし、周りに迷惑もかけました)

なので、自分の内側も外側もポジティブな面とネガティブな面、両方観て、できることをとにかくやってみると仕事の時間を大切に思えると思うので、質問いただいたようなギモンも薄れていくのではないかと思います。

少しでも参考になれば幸いです。応援してます。